①「ロリータ×声優アイドルユニット」Ellememe誕生秘話。

Ellememe オフィシャルサイト

2025/10/20 06:15

フォロー

「ロリータ×声優アイドルユニット」Ellememe、華やかな服(心)の奥に隠した4人の想い…。

 "ロリータ×声優アイドルユニット"として、2024年11月9日に誕生。「ロリータの物語を紡ぐKAWAII 歌劇団」として活動中のEllememe(エルミーム)。メンバーは、葉月蒼依、涼賀あかり、木花桜、斉藤まなかの4名。彼女たちはライブ活動を中心に、「ロリータの物語を紡ぐKAWAII歌劇団」として、ロリータ服一着一着の背景に綴られた物語を朗読劇としても届けている。他にも、ロリータ系の服を中心にしたファッションショーや、ロリータ服ブランドとコラボレートしたモデル活動も行っている。

  明確なテーマ性を打ち出した活動をしていることから、アイドルや声優ファンはもちろん、ロリータファッション好きの女性たちからも高い支持を得ている。Ellememeが掲げる「ロリータファッション×音楽」というテーマ性は、現在配信中の『Dolly』にも色濃く映し出されている。

  彼女たちは現在、「Ellememeとしてのオリジナルストーリー」を届けようと準備を進めている。新たな展開を示すその前に、11月にグループが活動1周年を迎えることから、Ellememeは初のワンマン公演「Ellememe 1stワンマンライブ」を、始動日にあたる11月9日(日)に渋谷GRITで行うことを決めた。

  Ellememeというグループへの印象やロリータ服への思い、ライブで披露しているオリジナル曲、そして1周年公演への意気込みなど、4人のインタビューを通して、一人一人の胸の内をお伝えしたい。    


Intervew 1「ロリータ×声優アイドルユニット」Ellememe誕生秘話。

 

🌿葉月蒼依の場合…。



──まずは、Ellememeのメンバーになった経緯から教えてください。

葉月蒼依 きっかけは、DRAWS A DREAMが行った「一期生オーディション」へ応募したこと。そのオーディションには落ちてしまいましたが、わたし自身がプロデュース業にも興味を示していたことから、事務所の方に「新たなグループの立ち上げを計画しているから一緒にやりませんか」と声をかけていただき、Ellememeのメンバー兼プロデューサーを務めることになりました。

──最初の時点では、「ロリータ×声優アイドルユニット」というコンセプトは…。

葉月蒼依 Ellememeのメンバーオーディションを始めた時点では、まだ決まっていませんでした。その後、「活動をしていくうえでグループとしての明確なテーマ性を提示しよう」という話し合いの中で、「ロリータ×声優アイドルユニット」というコンセプトが生まれました。わたしもそうですが、結成時に選ばれたメンバーも、具体的に動き始めた頃からロリータ服を着るようになり、ロリータファッションについて学び始めました。

────蒼依さん自身、ロリータファッションへの興味はありました?

葉月蒼依 憧れはありましたけど、自分で購入して着るまでには至りませんでした。なので、Ellememeの活動を始めてから着るようになりました。活動の中、いろんなスタイルのロリータ服を着せていただくんですけど。いろいろと身につけるようになって、自分に似合うスタイルにも気づきました。わたしは「クラシカルロリータ担当」。自分では、黒系統のロリータ服が似合うなと感じています。


🎀涼賀あかりの場合…。



──あかりさんがEllememeに加入した経緯を教えてください。

涼賀あかり わたしだけ、ほかの3人のメンバーとは所属している事務所が異なります。Ellememeへ参加のきっかけは、お互いの事務所の運営さん同士が仲良しで、わたしはDRAWS A DREAM主催のイベントへも出演していました。そこで懇意にしていただいていたことから、Ellememeの結成のときに「加入しないか」と声をかけられたのがきっかけでした。わたし、ロリータ服との接点は、Ellememeへ加入するまではまったくありませんでした。最初は「なぜ、わたしに?」と思いましたが、Ellememeとして活動をすることで自分の可能性や活動の幅を広げていけるかなと思い、加入を決めました。

──Ellememeのメンバーとして活動することで、ロリータ服への興味も出てきました?

涼賀あかり だいぶ変わりました。普段のわたしはストリート系などのカジュアルな服装を好んでいましたし、あまり"かわいい"ものに惹かれるほうではなかったので、正直、身につけるまでは抵抗もありました。でも実際に着てみたら、まわりの方々から「似合うね」という声を多くいただけるようになりました。わたし自身、メイクを工夫するのが好きなので、今では、いろんなロリータ服のスタイルにあわせたメイクを研究するなど、装うことを楽しんでいます。

──自分が似合うロリータ服のスタイルも見えてきましたか?

涼賀あかり どんなロリータファッションが似合うのかは、今も模索をしています。Ellememeで活動をしていると、クラシカルから甘ロリまでと、本当にさまざまなスタイルのロリータ服を着ることができます。わたしは「甘ロリ担当」ですが、いろんなロリータ服を着こなせるようになりたいです。


🌸木花桜の場合…。



──まずは、Ellememeへ加入した経緯を教えてください。

木花桜 もともとは声優志望で、養成所に通いながら声優の勉強をしてきました。卒業から1年間は、自分なりに声優業への道を模索しましたが、うまくきっかけをつかめず、「もう夢を追いかけるのはあきらめよう」と思い始めていました。そんなわたしを見て、昔からの親友が「夢をあきらめないで」と背中を押してくれたことで、再び夢を追いかけようと思い始めた頃に見つけたのが、Ellememeのメンバーオーディションでした。わたし、歌って踊ることが好きだったし、声優としても活動ができるし、興味のあったモデル活動もできることから応募したところ、メンバーに選ばれました。

──桜さんは、ロリータファッションに興味はありましたか?

木花桜 Ellememeのオーディション期間中、原宿POPさんが主催している「推しコレ」というオーディションイベントにも参加しました。「推しコレ」オーディションでは、1位を取った人は「推しコレ」のイベント内で行うファッションショーに出演し、ロリータ服を着てランウェイを歩く特典がありました。わたしはそこで1位をいただき、人生で初めてロリータ服を着せていただきました。その洋服がめちゃめちゃかわいくて、しかも、自分に似合うファッションと感じたから、ますますEllememeのオーディションに受かりたい気持ちが強くなったのを覚えています。

──Ellememeのメンバーになってロリータ服を身につけるようになり、ロリータファッションへの印象も深まりました?

木花桜 いろんなブランドさんのロリータ服を身につけたことで、それぞれのブランドの特徴や魅力がわかり、自分でも購入して着るようになりました。わたしは、「中華ロリータ担当」。1位の特典で着たときの洋服も赤だったのと、まわりの人たちからも「赤系がめっちゃ似合う」と言われるようになり、「わたしには派手めな色のロリータ服が似合いそう」と気づけば、自分でも好むようになりました。


🤍斉藤まなかの場合…。



──まなかさんは、途中からEllememeに加入したメンバーなんですね。

斉藤まなか 今年の2月にメンバーになりました。もともとわたしは、「DRAWS A DREAM×ボイスト Voice & Stories」のオーディションに挑戦していて、そこで合格をいただきました。わたしも、原宿POPさんが定期開催中の「推しコレ」に参加をし、そこでロリータ服を着させてもらいました。それを見た事務所の方から「ロリータ服が似合うし、Ellememeが新たにメンバーを探しているから、参加してみないか??」と誘われ、加入を決めています。

──ロリータ服への興味は、以前からありました?

斉藤まなか 昔からかわいい服がめちゃめちゃ好きで、服飾系の学校へ通い、自分でも作っていました。その頃からロリータ服も好きでしたけど、普段から着るほどではなかったです。だけどEllememeのメンバーになって、お仕事を通してロリータ服を着るようになってからは、ロリータ服がめちゃめちゃ好きになりました。わたしは「ロココロリータ担当」ですが、かわいいロリータ服だったらどれも自分に似合うと自負しています。


TEXT:長澤智典

②へ続く

ページを報告する

コピーしました

コピーしました